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小田急線藤沢本町駅前

電話でのご予約・お問い合わせは TEL.0466-23-4018

〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢3-3-3

歯科治療と放射線

 当院では現在主に3種類のレントゲン装置を使用しておりますがその大よその放射線量は以下の通りです(単位 ミリシーベルトmSv)。

口腔内X線撮影(部分的な歯や骨を見る) 0.01〜0.03(下図 )                  
パノラマX線撮影(全体の様子を見る) 0.02〜0.03 
頭部X線規格撮影(矯正診断に用います)  0.02〜0.03

なお参考までに色々な状況での放射線量をあげてみました。

2014年7月の藤沢市平均(/時)  0.02〜0.04
集団検診での胸部レントゲン撮影 0.05 
震災後2011.6藤沢本町小学校校庭(/時) 0.09 
東京〜ニューヨーク(往復)高度による宇宙線被ばく 0.19 
歯科用CT撮影 0.1〜0.5 
胃のX線精密検査 0.6 
医療目的以外の一般公衆の年間被ばく限度量 1.0
一人あたりの自然放射線(年間日本平均) 1.5 
PET検査 2.2 
一人あたりの自然放射線(年間世界平均) 2.4 
医科用CTスキャン(胸部) 6.9              
ブラジル・ガラバリ市での自然放射線量(年間平均) 10
 ※但しガラバリ市では発がんや奇形の増加は確認されておりません

 また普通は考えられませんが事故等で一時に大量の放射線を浴びると以下のような急性障害が出ることが知られています。
50以上 母胎内の胎児に奇形や精神発達遅延
500以上 末梢血中のリンパ球減少
1000以上 10%の人に悪心、嘔吐
7.000〜10.000以上 死亡(

 以上の数値と事象を図にすると極めて大雑把なイメージですが以下のようになります。

放射線量

 この様に歯科医院でのレントゲン撮影は放射線量も少なく撮影する部位は腹部からも離れており更に放射線の99%を遮断する防護用エプロンもご着用いただくため、撮影の画像情報から得られるメリットに対するデメリットの割合は極めて低いと考えられます。